ふふふ。

今はまだ午前中なのですが、半日でとても楽しい経験(?)をしたのでもうカキコ。
ちょっと長いので覚悟してくださいね。
 
まず今日の2限のゼミは、最後の授業なので、校外の史跡を散歩しようというものだったのですよ。
授業の始まる時間に最初の史跡に現地集合。あらかじめ、ちゃんと地図ももらってます。
しかしこれに遅れると合流する事は限りなく不可能に近くなる事必至だったので、朝はちょっと慌てておりました。
でも努力の甲斐もむなしく、家を出る頃には5分の遅刻は確定済。
…まぁ、5分ぐらいならみんな最初の史跡を観察したりしてるよね。大丈夫大丈夫。
私は余裕をぶっこいて、MDでアニソンを聞きながら電車に乗りました。
 
駅を降りると、目の前に1本の道が。
左手は上り坂で、右手は下り坂になっています。
うん、絶対こっちだ。
何の疑問も持たず、地図も見ずに私は坂を下り始めました。
歩くこと十数分。行けども行けども目的地はおろか、目印すら見当たりません。
あれー?おかしいなぁ。
あ、あそこに交番があるよ。おまわりさんに聞いてみよう。
イヤホンを耳から抜いて首にかけ、私は交番に入りました。
 
すみませーん、○○に行きたいんですけど―。
「それ、駅の逆方向ですよ。」
がびーんΣ(@△@;
まっ、まじっすかー!
「そうだねぇ、おねえさん反対方向に歩いてきちゃったんだねぇ。」
………?
おねえさん?あなた今おねえさんとおっしゃりまして?(マテ)
見た目より若く見られる事数知れず、今まで三人称は常に「お嬢さん(ちゃん)」だった私にむかって、おねえさんとおっしゃりまして!?
「駅を超えた、この辺にありますよ。」
あ、あ、あ、ありがとうございます(「おねえさん」が)
わーい、おねえさんだってー(喜)
私はちょっとうきうきしながら交番を出て、イヤホンを耳につけ直しました。
脳に流れ込んでくる北斗の拳
ちょっと切なくなりました。

時間が無いので、とりあえずここまで。続きはまた来週。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
残念無念また来週。
ではないけど、続き。
 
そんなわけでかなりやる気をそがれつつ再び炎天下の路上へ。
今から引き返しても、みんなが待っていてくれるかどうかかなり危うい時間。
しかも、下ってきた坂を登らなきゃいけない。
むぅ、困ったなぁ。やだなぁ。
とりあえず地図を広げてみると、どうやら坂を上って道なりに進んでゆけば大学にたどり着ける様子。
ってことは、どっちにしろ行かなきゃならないわけです。
観念してとぼとぼと上ることに。
 
さて、今度はもう間違えてる時間はありません。
歩きながら地図の詳細を眺めて目印になりそうなものを探してみると、ずっと進んでいけば「左手」に中学校があるらしいことを発見。
辺りを見回してみると期末てすと帰りらしき制服姿が駅へと向かって流れてゆきます。
ってことは、この流れをさかのぼってゆけば中学校に着くんじゃないか。
今度こそばっちりだぜ!
 
そうして歩くこと十数分。
あ、見えてきた見えてきた、中学校。
…あれ?
………中学校、「右手」にあるよ?(滝汗)
慌てて地図を見直すと、その近辺には中学校が2つあった様で、目印にしていた中学校は通りからちょっとだけ引っ込んだところにありました。
 
そして、とっくに通り過ぎていました。
 
……………。
ま、そんな日もあるよね。
じゃ、学校行くか。
いやぁ今日はあっついなぁ〜、あっはっは。
……
 
とまぁそんなわけで、午前中だけでどっきりするほど冒険的な経験を致しました。
きっと全てはいたずらっ子な夏の太陽のせいです、もちろん。
あははん。
 
それとはまた別に午後は午後で素敵な事があったのですが、公開して楽しいような事でもないので、割愛。