サロメ
- 作者: 里中満智子
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2005/11/25
- メディア: 単行本
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たおやめで若く美しいっぽいサロメが、もともとの挿絵だとひどく魔女じみているのが気にかかる。皺にソバカスに振り乱した髪。明らかに母親の絵より年食ってるよ?
そんな疑問を抱きながら読んだので、逆にサロメの予言者に対する(イっちゃってるけど)純愛が気にかかりました。すごい子供じみた純愛が。
対して予言者の方はわりとハンサムに描かれているのね、挿絵。だから2人が並んでる姿は、本筋とは正反対に若く美しくちょっと弱気そうな青年が、醜い魔女に喰われるっぽい感じにみえる。なんだこれ。
それはそれとして、気持ち悪い夢を見ました。
夢の中で道を歩いていたら、突然後ろから暴れ牛が突進してきて、角で壁に押しつけられるのです。そして私の右の奥歯が一本砕けるのです。
夢の中だから痛みとかはあんまり無いんだけど、その砕けた歯が口の中から消えない。いくら吐き出しても、しばらくすると口の中めいっぱいに砕けた歯ががじょごじょする。
夢の中では気にしなかったんだけど、起きてから気持ち悪かったです。何だろう、この夢。