ぐはぁ

 えぇと。
 キャシャ―ンを観てきました。新造人間。
 …えぇと。
 いや、面白くなかったわけではないですよ?
 しかし、日曜の真っ昼間にやってて半分も客のいなかったあの映画館は大丈夫なんだろうか。
 まぁいいけど。
 
 感想を一言で言えば、詰め込みすぎ。
 原作を知ってるわけじゃないから、展開が速すぎて、ちょっと解釈が微妙な所が多々ありました。
 なんだかなぁ。登場人物の感情の移行がいまいちよくわかりにくかったです。
 こういうことがあったから→こうなった、っていう。
 かといって、もう一回映画館に行って観たいというほどでもなく…ちょっと中途半端。
 原作を見てみたいなという気にはなりましたけどね。
 敵役の白い髪の人がかっこよかったです(え)
 
 あと、テレビでやってた火の鳥を見ました。
 …なんかねぇ。最近のアニメ版の、手塚さんのは好きじゃないですよ。鉄腕アトムもそうですが。
 うちが手塚さんの絵の中で好きな所の一つが、女性の描き方なんですよね。
 なんかこう、線が柔らかいじゃないですか。骨を感じさせない辺り。
 あの柔らかさと、あと瞳の描き方。
 一時期の少女漫画みたいにキラキラしてるわけではないのですが、控えめに輝く感じ。
 それでいて美しい、っていう。
 そういう所が最近の手塚アニメではむしろ意識的に消してるんじゃないかと思うくらい無いんですよね。または、やりすぎ。
 ちゃんと骨格を考えてリアリスティックに描くっていうのはジャパニメーションの良い所だとは思いますが、手塚さんの絵にそれを当てはめると女性の美しさが半減するような気がするんですよ。
 ま、うち一人の好みの話ですが。
 ちょっと寂しいなぁ。残念。
 見るたんびにきっと悲しくなるから、あんまり見ないようにしようかな。