ふがー

 だんだんタイトルを考えるのが嫌になってきました。
 なんで日記にタイトルが必要なんだい。
 おかしいじゃないか。
 きい。
 
 そうそう、今日は、前からずっと見ていたドラマの最終回でした。
 「光とともに」っていう、自閉症の男の子のドラマ。
 職業柄(?)気になっていたので初回からずっと欠かさず見ていたのですが、とうとう終わってしまいましたよ。
 で、初回から思っていた事をつらつらと並べてみようと思います。
 
 まず、シナリオを作ってる人があまりよろしくないのではないか。
 うちは漫画版も買って読んでいましたが、なんか…ひどいよあれ。
 原作のあるものをドラマにするんじゃったら、なんかしら原作と違うものを作るべきじゃないのかね。
 原作よりつまんないってどうなのさ。
 まぁよくあるけどさ、そういうの。
 でも山場とか面白いところはことごとく原作通りで、なんにも付け足されてないんだよねー。
 他にも不満はいっぱいあります。
 
 たとえば、一般の男の子の動きがぎこちなさすぎる。
 主人公の子がはじめてトマトに水やりを出来た時なんかひどかったよ。
 5分ぐらい、みんなで肩組んで「やったやった」って踊ってるんですよ。
 なんて異様な光景だ。
 あんな子供が何処に居るんじゃ。
 主人公以外の男の子は完全にBGM扱いですか。
 ひでぇなぁ。
 
 で、漫画版と違って主人公の子に反抗期があったりクラスの中で男女の確執があったり、校長先生と別の先生が主人子の担任に惚れて軽く三角関係作ってたりして、なんかちょっと掘り下げれば面白くなりそうなネタは沢山転がっていたのに全部適当に流されてしまったのよ。
 反抗期はいつの間にやら「まぁそれはそれで」みたいな感じになっちゃったし、男女の確執もいつの間にやら消えちゃったし。
 でも最悪なのは三角関係。
 
 担任の先生が学校を辞めてしまうというのは原作にもあった展開で、それはそれでひとつの完成形になっていたのでそこに恋愛が絡んでくるってのは楽しみだったのですよ。
 校長は、原作では死んでしまうのでそこはなかなかおいしい話になるんじゃないかと。
 
 それなのに。
 
 校長が担任に気があるそぶりをしていたのは最初だけだし。
 主人公の担任の先生が学校を辞めてしまうということを知った男の先生が、校長に釘を刺されていたにもかかわらず、告白っぽい事をしたのに担任はあっさりスルーして気付かなかった事になってるし。
 そうこうしているうちに校長は死んで、担任は学校を辞めちゃって。
 恋愛のれの字もなくなってしまいましたとさ。
 
 なんじゃいそりゃぁ。
 
 せっかく種をばら撒いたんだから、くっつけようよ!誰とでも良いから!
 伏線(?)回収しようよ!
 
 全くなっちょらん。
 まぁ、ラストを見る限り、あまりにもこれで終わるとは思えない終わり方だったので秋頃に新章でも始まるんじゃないかな。
 そこで何とか回収してもらえる事を切に願うよ。ほんとに。